みりりっこの「お金のことがわからない!」

セミリタイアを夢見る中間管理職「みりりっこ」が【お金の勉強】&【節約】について語るブログです。

【狭い物件】でもモノの数を抑えて快適に暮らす方法

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私は一人暮らしを始めてから6年ほど同じ賃貸物件に住んでます。

限られた予算で交通の利便性と防犯・防災面を優先させたので、7畳1Kの狭い部屋です。

それでも思考錯誤しながら、狭い空間をモノで更に狭くしない工夫をしてきました。

 

 

 

とはいえ極端にモノが少ないミニマリストではありません。(より近づきたくはありますが)

更に防災備蓄にもスペースを割いているし、趣味関連のモノに至っては完全にマキシマリストなのでそれなりの物量と共に暮らしています。

でもたまに来る母などからは、特別な掃除をしてなくても「片付いているね」と言われます。

 

そんな私が普段取り入れている方法をご紹介します。

 

複数の用途を兼ねるものを使ってモノを減らす

 

キッチンのダストボックス

うちのキッチンは狭くて作業スペースも限られてます。

とはいえ新たに作業台を置く場所もない。

そこで収集待ちの生ゴミ袋やプラごみ、燃えないゴミを一時保管するダストボックスを、引き出しタイプの可動式で、上面を作業台として使えるタイプを購入しました。

これ、一人暮らしを始めて買った家具ではうちで一番の働き者になりました。

例えば、買ってきた食材を一時的に置いたり

洗って拭いたお皿をしまう前にそこで乾かしたり、調理中にボウルなどを置いたり

 

台所での家事だけでなく、お風呂に入る時はバスルーム前まで移動させて着替えを置いたりドライヤーを置いたり。

 

安かったのに大活躍です。

軽いし、汚れたら拭けばいいのでメンテもしやすい。

 

キッチン家電の置き場

狭いキッチンには炊飯器置き場もありません。これはこれで専用棚を買ってしまえばたちまち場所がなくなります。

親がくれた折りたたみ式の小さな踏み台に仮置きしてましたが、そこが定位置になっていました。

どちらもうちでは使用頻度が低い(お米はたまにしか食べないので、炊飯器の出番は月イチ以下)ので、全く支障はありません。

 

なんでも専用の収納や棚などがないと!

と考える前に、本当に必要なのか、何かで代用できないか考えてみましょう。

 

ヘアブラシ

ヘアブラシは机の上にブラッシング用と、バスルームに髪を洗う時用途(シリコンのギザギザしてるやつ)をそれぞれ置いて使ってました。

気に入ってボロボロになった頃、どちらの用途にも使えて、更に優れているブラシに出会ったので迷わず買い替え。

お風呂に濡れたまま置くのをやめ、使った後はバスタオルでさっと拭いて洗面所の棚に置くようにしました。

朝晩のブラッシングも洗面所で行うので、使う場所に置くのが合理的です。

 

 

苦手な家事はやらずに済む方法を考えるとモノも減る。

 

私の場合はアイロン掛けでした。

アイロン上手のは母は当然新生活にはアイロンが必要と考え、アイロンとアイロン台を買ってくれました。

が、使ったのは10回にも満ちませんでした。

手放すまでの3年ほどは一度も出番なし。

アイロンを掛けないとシワになるような服は自然と着なくなり、最終的には全てリサイクルショップに出してしまったからです。

結局アイロンも、台と共にリサイクルショップに旅立ちました。

私は貰い物も使わないと躊躇なく捨ててしまうので、最近は親からモノをもらう機会を避けるようにしてます。

食べ物とか消えモノは大歓迎ですがね。

 

他にも洗濯物干しはお風呂場で済ませてます。

洗濯自体は嫌いではないのですが、ベランダに出るのが嫌です。

何故なら窓を開けると商店街の雑居ビルの裏面が(笑)。

安全に帰れる立地を優先した結果、景観が犠牲になったからです。

景色は悪いし、たまに煙草の煙が漂ってきて臭いし、外に干すのは防犯面や雨のリスクがも大きい。

今の物件にはたまたま浴室乾燥機がついていたので、結局外に干さずに部屋干しと浴室乾燥を併用してます。

バスタオルなど乾きにくいものは浴室、その他のタオルは全てあっという間に乾く「てぬぐい」を使っているので、部屋干しにしてすぐに取り込む。

そのスタイルで快適に過ごしてます。

 

次はルンバを買いたいです。

(狭いくせに、ですが)

 

 

一つのものを複数の場所で使い回すとモノが減る

 

狭い物件に住んでいると、同じものを各部屋に用意する必要がなくなります。

だって部屋一つしかないんだし。

 

ティッシュは一箱、ゴミ箱も一つ(キッチンのダストボックスは別として)。

さらに石鹸も前はキッチン、洗面所、バスルームそれぞれ置いてましたが、今はボトル一つを洗面所、キッチン、バスルームに移動させて使い回し。用途も手洗い、洗顔、ボディソープ兼用です。

小さめな泡の出るポンプにマジックソープを希釈して入れてますが、多用途で使うと数日でなくなるので、水で薄めた影響で悪くなる前に使いきれます。

 


このように移動させて使うといっても、狭い物件なら移動距離もせいぜい1~数メートルです。

あちこちに置いてある同じ用途のものも、本当に全て必要が見直してみると、思わぬ発見があるかも。

私も未だに、これってなくても良くない?という発見があります。

実家暮らしも長かったので、あるのが当たり前だと思ってたモノが実はなくても問題ない、ってことは結構多いんです。

 


この前も風呂椅子を手放しました。

シャワーで済ますことが多いし狭いバスルームなのに、何故か必要だと思い込んでたんですね。

すぐヌルつくから掃除がめんどいなー、と思ってたのが馬鹿みたいでした。

 


みなさんも、身の回りの「あるのが当たり前」なモノを一度疑ってみると、色々な無駄に気づけるかもしれません。

 


モノが増えて暮らしにくいと思ってる人は、ぜひ遊び感覚で試してみてください。