↑前回の絵柄は「〇ラスの仮面パロ」で分かりやすかったけど、今回はかなり分かりづらいかも…似てないし。
【前回までのあらすじ】
心機一転、金融の知識を学び投資家への道を歩もうとしていたみりりっこ。
だがある日、自分でも身に覚えがない過ちの証を目の当たりにしてしまう。
罪の重さに慄きながらも過去を乗り越え前進する決意を新たにしたみりりっこは・・・!?
(意訳)
「これから投資の勉強するぞ~!」と張り切ってたのに、家計簿アプリの履歴を見たら8月に食費7万円以上使ってたっぽくてショックを受けたみりりっこ。
でもやっちゃったもんは仕方ないからこれから頑張るしかないよね!
で、どーする!?
…詳しくは前回の記事をご覧ください。
ということで、投資の勉強もするけど「まずは自分の家計を全力で改善する!」ことに決めたみりりっこです。
どうあがいても今の会社で給料が激増することはないので、
まず私自身からお金を巻き上げるしかありません。
独身一人暮らしの人向けにですが
「投資に興味はあるけど、毎月の生活費だけでかつかつ!投資に回す余裕なんてないし」
という人は、下記の方法を参考にしてみてください。
「節約しているつもり」でも、出費の記録を細かくチェックしてみると思いがけない無駄が見つかるかもしれません。
- お金の水漏れに気づく方法
- 超えてはいけない生活費の上限を割り出そう
- 生活費の中から問題のある項目に予算を立ててみる
- 記録をつけながら予算オーバーをチェック
- 「現金?カード?電子マネー?」節約に向いた支払方法ってあるの?
- 振り返りと次の目標設定
お金の水漏れに気づく方法
今回自分が酷い浪費をしていたことに気づいたのはZaim(家計簿アプリ)に購買記録をつけていたお蔭でした。
春頃にアプリをダウンロードして記録をつけ始めたものの、だんだん履歴をチェックしなくなり、ただ出費の記録をつけるだけで4か月程過ごしていました。
先月になって自分の資産状況を整理するために、投資信託の状況やカード明細をチェックする流れで最後に見たのがこの家計簿アプリ。
そこには衝撃の数字が並んでいました。
特にひどかったのは8月の食費。
なんと1か月の食費が7万超え。
なのに、浪費してる自覚がなかったんだから恐ろしい。
「贅沢してないのにお金がたまらない」という人は1~2か月でいいから家計簿アプリなどにすべての買い物記録をつけてみるのがおススメです。
その際「家計簿つけるからには節約しなきゃ!」などと頑張らないでください。
1~2か月はこれまで通りの生活を送り、ひたすら記録だけをつけて分析などしないでください。
なぜそうするのかというと、自分の「無意識の浪費癖」をあぶり出すためだからです。
私の場合は食費が最も酷かったですが、他にも趣味の物への出費や読み切れない量の本など問題がたくさん浮き彫りになりました。
人によっては飲み代やゲームの課金など、どうしても「自分へのチェックが甘くなってしまう項目」があると思います。
自分が本当に好きでやりたい事や将来に向けて必要な出費であれば、そこに集中的にお金を使うのも良いでしょう。
でも何となく目先の欲望に流されたり、使える上限を決めずにあれもこれも満たそうとすれば、お金の流出は止まりません。
少し前の私のように。
超えてはいけない生活費の上限を割り出そう
(きちんとしてる人には当たり前の話ですが)限られた収入から少しでも積み立て用の資金を確保するには、毎月の生活費に上限を決める必要があります。
「手取り収入」から固定費(家賃や通信費など)や光熱費(だいたいの平均)と
更に「毎月積み立てたい金額」を差し引いた金額が「毎月使える生活費」です。
ちなみに最初はりきって積立金額を高くし過ぎて続かなくなるケースも考えられます。
(みりりっこ経験済み)
なので生活に支障が出るほど生活費を削るのはやめておきましょう。
生活費の中から問題のある項目に予算を立ててみる
毎月の生活費の上限が決まったら、更に項目別の予算を立てていきます。
が、私のようにこれまで浪費癖が治らなかった性格の人間では、あまり細かく厳しく目標を立てても挫折します。
なので、自分のなかで特に浪費傾向の強かった項目に特化して予算を立ててみます。
私の場合は特に問題のある「食費」をターゲットにして、上限を決めました。
みりりっこの10月の食費:3万円以内!
・・・ちゃんと節約してる人から見たら甘い数字でしょうが、9月も5万円代だったことを思えば妥当な目標です。
今月うまくクリアできたら、来月以降もう少し予算を下げたり、他の項目にもメスを入れようと思います。
記録をつけながら予算オーバーをチェック
引き続き家計簿アプリには記録をします。
でもこれからは予算をオーバーしていないかチェックしながらです。
特に食費のようにコンスタントに出費が発生する項目は、毎週ごとに予算を割り振ると分かりやすいようですね。
「現金?カード?電子マネー?」節約に向いた支払方法ってあるの?
「現金しか使わない人」であれば固定費と積み立て分を差し引いた金額を財布に入れ、その中からやりくりをすれば良いでしょう。
が、キャッシュレス化が進む中、現金払いにこだわり続けるのも現実的ではありません。
それに支払う金額が同じであればポイント還元率の高いカードや電子マネーの方がお得です。
みりりっこもSuicaで支払えるものはすべてSuicaで(Suicaのオートチャージはポイント還元率1.5%)、Suicaが使えないものでもカードならOKのものはすべて楽天カード(公共料金とか楽天以外での利用はポイント還元率おおむね1%)で支払っています。
カードや電子マネーを敬遠する人に理由を聞くと、「どれだけ使ったかが分からなくなりそう」という人が多いです。
が、現金払いだろうとキャッシュレスだろうと、記録をつけなければ支出を把握することはできません。
みりりっこも今でこそ9割がたキャッシュレス決済にしてますが、2年前くらいは現金払いも多かったです。
でも現金払いだろうと予算も決めず支出も把握しなければお金が溜まらないのは同じでした。
振り返りと次の目標設定
一か月を乗り切ったら、予算内で生活できたか、食費も決められた額に収められたかをチェックします。
「ちょっと無理だな~」と思ったら来月はもう少し緩めに、
「案外楽勝~!」だったら来月はもう少し目標を高めに調整します。
と、まるで節約の達人のように書いてますが、私自身が現在進行形で家計改善中ですからね。
まだ仮釈放中で更生目指してるくらいのレベルですから。
今月は途中経過と最終報告をどこかで上げたいと思います。
まあ失敗したらしたで、「ばーか」って笑ってやってください\(^o^)/